グリセロリン脂質を加水分解を触媒する酵素は(A)である。グリセロリン脂質は(B)によりアラキドン酸が生じる。アラキドン酸は(C)により、(D)や(E)が生じる。ホスファチジルイノシトールは(F)により、(G)と(H)が生じる。ホスファチジルコリンは(I)により(J)と(K)が生じる。
(A)ホスホリパーゼ(B)PLA2(C)シクロオキシゲナーゼ経路(D)PGE2(E)TX2(F)PLC(G)DG(H)イノシトール3リン酸(I)PLD(J)ホスファチジン酸(K)コリン
PLA1、PLA2、PLB1、PLB2、PLC、PLDは上の部分を切断する。PLBはPLAの後に切断する。
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コレステロール構造のステロールの共通構造は(A)である。動物コレステロールの炭素数は(B)で、OH基を(C)に、二重結合を(D)に、メチル基を(E)と(F)に持つ。(G)の重要な構成成分で、(G)の流動性の調節に対して重要な役割を果たす。また、(H)などの生体活性物質の前駆体である。コレステロールは特に(I)と(J)に多く分布している。(K)や(L)の様式で存在する。
(A)シクロペンタノペルヒドロフェナントイン(B)27(C)C3(D)C5とC6の間(E)C10(F)C13(G)生体膜(H)胆汁酸、ステロイドホルモン、ビタミンD(I)脳(J)神経組織(K)遊離コレステロール(L)コレステリルエステル
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コレステロールの合成は70から80%は(A)で、10%は(B)で行われる。コレステロールは細胞内の(C)や(D)に存在する。1分子のコレステロールを合成するのに、(E)分子の(F)と(G)分子の(H)と(I)分子の(J)が必要である。(F)は(K)を通して、(J)は(L)を通して供給される。(F)は(M)を通して、ミトコンドリアを出る。コレステロールの合成の過程は、まず(F)から(N)が合成され、次に(O)が合成され、その後コレステロールが合成される。
(A)肝臓(B)小腸(C)細胞質ゾル(D)滑面小胞体(E)18(F)アセチルCoA(G)36(H)ATP(I)16(J)NADPH+H+(K)グルコースの嫌気的酸化(L)ペントースリン酸経路(M)クエン酸回路(N)メバロン酸(O)スクワレン酸
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メバロン酸の合成は(A)分子の(B)が(C)にある酵素の(D)により、(E)になる。その後(F)にある酵素の(G)により(H)が生成される。次に(I)にある酵素の(J)によりメバロン酸が生成される。この時(K)分子の(L)が消費される。(なお、肝臓でのケトン体の合成の時は酵素の(D)や(G)は(M)に存在する点で、コレステロール合成とケトン体の合成は異なる。)上の酵素の中で、鍵酵素となるのは(N)である。
(A)2(B)アセチルCoA(C)細胞質ゾル(D)チオラーゼ(E)アセトアセチルCoA(F)細胞質ゾル(G)HMGCoAシンターゼ(H)HMGCoA(β―ヒドロキシ―β―メチルグルタリルCoA)(I)小胞体(J)HMGCoA還元酵素(K)2(L)NADPH+H+(M)ミトコンドリア(N)HMGCoA還元酵素
Cf.ケトン体合成の過程ではHMGCoAはHMGCoAリアーゼによって、アセト酢酸とアセチルCoAが生成される。
ケトン体合成の鍵酵素はHMGCoAシンターゼ。コレステロール合成の鍵酵素はHMGCoA還元酵素。
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コレステロール合成の鍵酵素は(A)であるが、特徴として酵素活性は(B)の変化が見られる。また活性型と不活性型は(C)化と(D)化反応によって交互に変換される。(E)により(F)阻害される。また、ホルモンの(G)や(H)は肝の(A)誘導することができる。(I)や(J)は(A)の活性を低下させる。また(K)は肝臓でのコレステロールの(L)を促進する。
(A)HMGCoA還元酵素(B)昼夜(C)リン酸(D)脱リン酸(E)コレステロール(F)フィードバック(G)インスリン(H)甲状腺ホルモン(I)グルカゴン(J)グルココルチコイド(糖質コルチコイド)(K)甲状腺ホルモン(L)転換
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コレステロールの転換とは、(A)の構造は変わらずに(B)が(C)、(D)あるいは(E)されることによる。肝臓では(F)に、副腎皮質、精巣、卵巣では(G)も転換される。(H)は皮膚において(I)に転換される。
(A)シクロペンタノペルヒドロフェナントリン(B)側鎖(C)酸化(D)還元(E)分解(F)胆汁酸(G)ステロイドホルモン(H)7−デヒロドコレステロール(I)ビタミンD3
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胆汁酸は構造上(A)と(B)に分けられる。由来では(C)と(D)分けられる。(C)は肝臓において(E)から合成される胆汁酸で(F)と(G)および対応する(H)がある。(D)は(C)が(I)の働きによって(J)などを通じて生成される胆汁酸である。(F)からは(K)が、(G)からは(L)が生じる。
(A)遊離胆汁酸(B)抱合胆汁酸(グリシン抱合型、タウリン抱合型)(C)一次胆汁酸(D)二次胆汁酸(E)コレステロール(F)コール酸(G)ケノデオキシコール酸(H)抱合胆汁酸(I)腸内細菌(J)7α―脱水酸化反応(K)デオキシコール酸(L)リトコール酸
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胆汁酸の機能としては、(A)の消化と吸収を(B)する。また、(C)を防ぐ。胆汁酸への変換は(D)の生体内における代謝の主な経路である。この経路の律速酵素は(E)である。
(A)脂質(B)促進(C)胆汁中のコレステロールの析出(胆石の形成を妨げる)(D)コレステロール。(E)(コレステロールの)7α―水酸化酵素(ヒドロキシラーゼ)
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コレステロールは(A)により、(B)に変換される。その後酵素の働きにより(C)へと変換される。その後腸内細菌により(D)、(E)され(F)になる。
(A)7α―水酸化酵素(ヒドロキシラーゼ)(B)7α―ヒドロキシコレステロール(C)一次胆汁酸(D)抱合基離脱(E)脱水素化反応(7α―脱ヒドロキシル)(F)二次胆汁酸
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胆汁酸は(A)に出てから、(B)を経て(C)に戻る。これを(D)と言う。(C)では(E)が(F)に転換され、(G)を経て、再び(A)に分泌される。
(A)腸内(B)門脈(C)肝臓(D)腸肝循環(E)遊離胆汁酸(F)抱合胆汁酸(G)胆道
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血漿リポタンパク質は超遠心法により(A)、(B)、(C)、(D)に分類される。TGが最も多いのは(E)、次に多いのが(F)、コレステロールを含むのが(G)、タンパク質が最も少ないのは(H)、タンパク質が最も多いのは(I)である。電気泳動法によっては(J)、(K)、(L)、(N)に分類される。
(A)キロミクロン(CM)(B)超低密度リポタンパク質(VLDL)(C)低密度リポタンパク質(LDL)(D)高密度リポタンパク質(HDL)(E)CM(F)VLDL(G)LDL(H)CM(I)HDL(J)CM(K)β(LDLに相当)(L)プレβ(VLDLに相当)(N)α
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合成部位に関しては、CMは(A)、VLDLは(B)、LDLは(C)、HDLは(D)である。リポタンパク質中のタンパク質部分を(E)と言う。(E)の機能には(F)と結合して(G)を保ち、(F)の運搬に役立つことや、(E)の(H)や(I)を支配する。また、(J)の識別にも関与する。例えば、ATは(K)を識別する。B100とEは(L)を識別する。また、(M)の活性を調節する。
(A)小腸粘膜細胞(B)肝細胞(C)血漿(D)肝、腸、血漿(E)アポリポタンパク質(F)脂質(G)可溶性(H)構造(I)機能(J)リポタンパク質受容体(K)HDL受容体(L)LDL受容体(M)リポタンパク質代謝の鍵酵素
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アポリポタンパクのATは(A)を活性化させる。AUは(B)を活性化させる。AWは(C)の活性化を助ける。CUは(D)を活性化させる。CVは(E)を阻害する。
(A)LCAT(レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ)(B)HL(肝性リパーゼ)(C)LPL(リポタンパク質リパーゼ)(D)LPL(E)LPL
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CMには(A)などが含まれる。未熟なCMは血液中で(B)になり、酵素の(C)により分解され、肝外組織に運ばれる(D)と肝臓に取り込まれる(E)が生じる。(C)には(F)に存在する。CMの機能は(G)を運ぶことである。VLDLには(H)機能がある。代謝過程としては、未熟なVLDLは血液中で(I)になり、酵素の(J)により、肝外組織に運ばれる(K)、および(L)が生じる。(L)は酵素の(M)や(N)で分解され、肝外組織に運ばれる(O)と(Q)が生じる。
(A)小腸で合成されたTG、合成または吸収されたリン脂質、コレステロール(B)成熟CM(C)リポタンパク質リパーゼ(LPL)(D)脂肪酸(E)CMレムナント(F)組織毛細血管内皮細胞表面(G)外因性TGやコレステロール(H)内因性TGを運ぶ(I)成熟VLDL(J)LPL(K)脂肪酸(L)IDL(intermediatedensity lipoprotein 別名VLDLレムナント)(M)LPL(N)肝性リパーゼ(HL)(O)脂肪酸(Q)LDL
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LDLは(A)で(B)から転換されて生じたもので、(C)を介して代謝される。(C)は肝動脈壁細胞などの細胞膜表面に広く分布していて、(D)とも言われる。細胞に取り込まれたLDLは(E)で分解され、LDLに含まれる(F)は酵素の(G)により(H)に転換される。LDLの機能は(I)ことである。
(A)血漿(B)VLDL(C)LDL受容体(D)apoB,E受容体(E)リソソーム(F)遊離コレステロール(G)ACAT(アシルCoA:コレステロールアシルトランスエフフェラーゼ)(H)コレステロリルエステル(I)内因性コレステロールを運ぶ cf.ACATの逆の反応を触媒する酵素はコレステロリルエステルヒドロラーゼ
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LDLは(A)や(B)という排除細胞によっても除去される。これらの細胞の表面には(C)があり、血漿中の修飾(酸化やアセチル化など)されたLDLを摂取し、除去する。
(A)マクロファージ(B)血管内皮細胞(C)スカベンジャー受容体
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HDLは主に(A)で合成され、(B)でも合成される。また(C)や(D)の代謝により未完成(未成熟)HDLが形成される。未成熟HDLは酵素の(E)によって、(F)が産生される。(F)は組織からの(G)を(H)を介して受け取り、酵素の(I)により(J)し、(K)が生じる。(K)は肝細胞膜の(L)と結合し、取り込まれる((L)を介して、(M)が選択的に運び込まれる)。(G)は肝臓で(N)に変換されるか、(O)と通じて体外に排出される。(M)はある部分はHDLから(P)に転移され、小部分はHDLから肝臓に転移される。
(A)肝臓(B)小腸(C)CM(D)VLDL(E)LCAT(レシチン:コレステロールアシルトランスフェラーゼ)(F)HDL3(G)コレステロール(H)SR-B1(受容体)(I)LCAT(J)エステル化(K)HDL2(L)SR-B1(M)コレステリルエステル(N)胆汁酸(O)胆汁(P)VLDL
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コレステロールが血流によって、末梢から肝臓へ転送され、肝臓で(A)に転換されてから、体外へ排出されることを(B)と言う。(C)は(B)の過程において働く。(C)は二つの段階からなり、まずコレステロールが(D)や(E)などの末梢細胞から移出する。次にコレステロールが(F)され、転送される。
(A)胆汁酸(B)コレステロールの逆転送(C)HDL(D)マクロファージ(E)動脈平滑筋細胞
Cf.LDL(肝臓から末梢にコレステロールを運ぶ)を悪玉コレステロール、HDL(余分のコレステロールを肝臓に戻す)を善玉コレステロールとも言う。